子どもの睡眠時間はどれくらい取るのがいいのか?
気になるお母様達も多いのではないかと思います。
今回は、子供にとっての最適な睡眠時間についてと成績との関係についてご紹介していきます。
子どもの最適な睡眠時間
成長の過程によって異なってくる睡眠時間。
小学生に上がる頃から推奨される睡眠時間は少しずつ短くなってきますが、最近は夜更かしをする子供が多いと感じています。
YouTubeやスマホをいじっているとあっという間に時間が過ぎてしまい…というのはお母さま達も経験あるかと思いますが、お子様も同じです。
ある程度はお母様達の管理も必要になってくるかと思います。
一般的に言われている理想の睡眠時間はコチラです。
年齢 | 1~2歳 | 3~5歳 | 6~13歳 | 14~17歳 | 18~64歳 | 65歳 |
望ましい睡眠時間 | 11~14時間 | 10~13時間 | 9~11時間 | 8~10時間 | 7~9時間 | 7~8時間 |
起きる時間から逆算する!
中学生になると部活が忙しかったりもするので、なかなか睡眠時間を8時間確保するのも難しいとは思いますが、私自身がお勧めしているのは「レム睡眠・ノンレム睡眠」を利用した起きる時間から逆算して寝る方法です。
みなさん、「レム睡眠・ノンレム睡眠」というのはご存知ですか?
寝ている間に、睡眠の深さが変わるのですが、レム睡眠のときは浅い睡眠、ノンレム睡眠の時は深い眠りについているということが科学的に実証されております。
つまり眠りの浅い時に起きることで脳がすっきりした状態で起きることが出来ます。
下の図を見て頂くとわかるように、レム睡眠になるのは約1.5時間の周期。
従って、私は大学生の頃からこの考え方を活用して、起きる時間から逆算し1.5時間の周期で睡眠をとるようにしていました。
小学生はまた違ってくるとは思いますが、中学生くらいになったら1.5時間×5の7.5時間睡眠で起きると意外とスッキリ起きれるのではないかと思っています。
成績と睡眠の関係
中高生においての相関関係のデータは見つかりませんでしたが、小学生では広島県教育委員会で調査されており、小学5年生の国語と算数を試験したところ、下記のような結果となっております。
8時間以上、9時間未満の生徒の成績が一番良かったようです。
睡眠時間が短いとどうしても授業中に眠くなってしまったり、集中できなくなってしまったりはあるものです。
また、仮眠も15分以上してしまうと、夜に良質な睡眠がとれないという事も言われています。
中高生は部活もあり、体力消耗してしまうのもわかりますが、過度な仮眠はせずに、寝る時間をコントロールして生活できるよう、環境を整えてあげるのは如何でしょうか?
小学生も最近は夜更かしが多く、私たちの生徒も寝るのが2時、3時という話も聞いたことが有ります。
そろそろ春休みの季節ですが、長期休みほど時間管理が出来なくなるものです。
休みの日でも出来るだけいつもと同じ生活をしていると、逆に身体が楽なものです。
お母様達にとっても、美容にいいゴールデンタイムに寝られるようにしたいものですね!